塗装のトラブルとその原因
実は外壁塗装、屋根塗装などで裁判へと発展するケースが多くなっています。
小林知重は、トラブルの内容とその対策方法に関して、調査してみました。
これから、外壁塗装や屋根塗装などを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装のにおけるトラブルと対策
実際に発生しているトラブルをいくつか事例として挙げていきます。
【トラブル①】
コーキングは塗装を行うのに欠かすことのできない、可塑剤には軟質化させるための成分が含まれています。
可塑剤や着色剤が付いている部分へ移動をすることがある他、接触している面に着色することで、ベタベタした感じを引き起こします。
これによって、汚れの付着を発生させてしまいます。
【対策方法①】
一般的にコーキング剤には、ブリードとノンブリードの2つの種類が存在しています。
ノンブリードは可塑剤が含まれていないため、外壁塗装をする際にはノンブリードタイプを選択しましょう。ブリードとノンブリードの違いがわからない場合には、塗装業者に確認をする他見積もりを出してもらう前にどちらのタイプのコーキング剤を利用するのかを確認しておきましょう。
こうすることで、未然にトラブルを回避することができます。
【トラブル②】
窯業系サイディングに弾性塗料は不適切です。
窯業系サイディングは、断熱性に優れていることから、利用する方が多いですが、弾性塗料で塗り替えをしてしまうと、最後には塗膜がはがれ落ちてしまう結果になります。
【対策方法②】
断熱性のあるサイディングを塗り替える際には弾性塗料の利用は避けましょう。
【トラブル③】
光触媒・無機・フッ素がついているサイディングがありますが、これらはすごく強い塗料です。
ですので、通常に工事をしたとしても塗料が付かないため、はがれてしまうことがあります。
塗料をはがれずにさせるためには、きちんと塗装を落としてから新しい塗装をするようにしましょう。
【対策方法③】
塗装会社と言っても、知識の差はあります。
まずは、自分で塗装のことや外壁に関しての知識を身に着ける必要があります。
自分で判断できない場合には、窯業サイディング塗替診断士・外装劣化診断士という特別な資格を保有している方がいますので、こういった方に相談をしましょう。
外壁は工事が終わってからではトラブルを改善することが難しいです。
工事をスタートさせる前に入念な打ち合わせをおすすめします。
このように、外壁塗装をする際にはある程度の知識を身に着けることで、安心できる塗装を実現させることができます。
小林知重も、今からしっかり調べて後悔のない外壁塗装にしたいと思います。